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硝子花弁のとーしろ目線

雑食系オタクの素人目線で、好きなものを、好きなだけ

テイルズオブゼスティリアザクロス#24 感想

アニメ

デゼル、風になる

アニメでは生存ルートの風しか吹かせてなかったデゼルが前回ラストから死亡フラグぶち上げて、結局原作のように帽子を残して風になってしまいました。

まずはあらすじをふわっとまとめます。

 

メイルシオ

側近のサイモンまでも穢れに落としドラゴンにさせたヘルダルフへ怒りをぶつけるスレイ。ヘルダルフは取り合わず大量の憑魔とドラゴンと共に消えてしまいます。ヘルダルフを追いかけ、スレイたちは山を降り北の町メイルシオへ向かいます。

気を失い導師の加護を受け癒されるロゼ。そんなロゼを見てデゼルはザビーダに「ジークフリート(憑魔を殺せる武器)を貸してほしい」と言います。自らもボロボロなのにデゼルは「ロゼの理想の世界のために力になりたい」と主張します。ザビーダはデゼルにジークフリートを貸し与えます。

一方、シレルたちはルナールの亡骸を発見します。笑って力尽きていたルナールを、彼女らは引き取りのちにメイルシオで埋葬しました。

 

メイルシオには人が一人もいない代わりに、ノルミン天族のグリモワールがそこにいました。

 

ベルベットとの邂逅、緋色の夜

ミケルのもうひとつの天遺見聞録から、スレイは千年前の物語、災禍の顕主ベルベットと導師アルトリウスの関係、そして今の世界のありようを見て推測し、語り、答えを見つけようとします。

デゼルは「天族はなんのために生まれたのか」と考え始めます。ロゼを置いていこうとしたデゼルにロゼはスープを一気飲みして見せ、有無を言わさずついていくことを主張します。

その夜……スレイは夢の中でベルベットと邂逅します。「鳥はなんのために空を飛ぶのか」の答えを語るベルベット。目覚めたスレイは、空に浮かぶ緋色の満月を見上げます。

 

風になる

ヘルダルフの元へは、スレイ、ミクリオ、ロゼ、アリーシャ、ライラ、エドナ、デゼル、ザビーダの八人で向かいます。先に待ち受けていたのは大量のドラゴンとドラゴンサイモン。

囲まれたデゼルは、ジークフリートを使って命を賭してドラゴンを殺そうとします。しかしそれをスレイたちに懸命に止められ、デゼルは「どいつもこいつも導師に感化されやがって」と笑いながらジークフリートをザビーダに返します。そしてロゼと神依しドラゴンの群れの中心へ行くように指示します。

なんとかドラゴンの中心へたどり着いたデゼルとロゼ。デゼルはロゼに「俺の全てを使ってこいつらをぶっ飛ばす」「今までありがとう」と告げ、最大級の力と己自身をドラゴンたちにぶつけ蹴散らします。その中には、サイモンの姿も……

 

帽子を残して消えたデゼル。ロゼが帽子を拾い上げると、デゼルがそこにいました。もうすぐ死んで消えると言ったデゼルはロゼに今までの懺悔を、そして笑顔で別れます。ロゼも涙を溜めながらも笑ってデゼルを見送ります。

デゼルを見送ったロゼは、ついに堪えられず帽子を抱きしめ声を上げて泣き出してしまいます……

 

次回「導き出した答え」。今度こそ最終決戦でしょうな。

 

感想

グラードマンとセルゲイはいつの間にそんな仲良くなってんねん。とは第一感想です。スープを冷まそうとするセルゲイにグラードマンが「ローランス騎士ならこれくらい冷まさずとも」みたいに飲もうとして火傷しかけます。ローランス編冒頭では結構ギスってたのに、ここまで仲良くなっていのは少し違和感を覚えます。まぁ同じローランスの騎士、そして世界の危機の前ではつまらない争いなんてしてる場合じゃないですから、そうと言われてしまったらそれまでです。

 

そしてわちゃっとするノルミン天族たちはやっぱり可愛いです。ノルミン天族はもっとグッズ展開を広くしてもいいはず。売れますよ。買いますよ。

 

そしてスレイがベルセリア世界について考察している時のBGMは、ゲームのベルセリアのBGMアレンジでしょうか。聞き覚えがあります。おそらくゲームのメインテーマになるのでしょう。早くベルセリアのサントラとゲーム欲しい。そして夢の中でスレイとベルベットが出会います。

初代災禍の顕主と現代導師。世界の悪とされる主人公と世界を救おうとする主人公。黒と白。不思議な対比でした。そしてのぼる緋色の満月。いよいよクロス要素が強くなってきましたね。

 

物語は盛り上がってきたのに、なんか尻すぼみな終わり方な感じがしました。

 

デゼルが笑って消える時、初めてその目があらわになりましたが、その目にハイライトはありませんでした。ノーハイライトは失明してるという表現だとして、なぜラファーガのいないアニメゼスティリアで失明したのだ、曇りなき眼デゼル。

そしてデゼルとサイモンが因縁あるような描写を今までしてきましたが、ラファーガのいるゲームやノベライズ、コミカライズならともかく、ラファーガのいないアニメではサイモンとの因縁は全くと言っていいほどないです。

個人的には、今回のアニメにおけるデゼルの死は、正直原作ゲームよりもあまり心動かされませんでした。EDがFLOWの楽曲じゃなくて哀しげなインストなのでなんだかお通夜状態で、悲しいっちゃ悲しいのですが「違うそういう悲しみじゃなくて……」と複雑です。

ロゼの理想の世界のために力になりたい」と言ったデゼルはカッコよかったのですが、原作シナリオが大幅に改変されたアニメゼスティリアなら、最後までロゼのそばにいて一緒にその理想の世界を見てほしかったです。まぁ失明してるので「風で感じて」という感じでしょうか。

 

……何故でしょうか、一期放映開始の時と比べるとアニメゼスティリアに対する期待値が少しずつ下がっている気がします。相変わらず作画や声優さんの演技などは素晴らしいのですが、なんだか前話あたりから私の中の期待値がぐっと落ちました。

アニメに期待を持ちすぎた? 描いていた理想と目の前の現実の違いに落胆した?

しかしそれでも毎週楽しみにしている自分がいて、自分でも上手くまとめられません。

 

次回は最終回でしょうか。アニメのスレイがどんな答えを導き出すか、ここまできたんだ、どんな答えがあろうとも最後まで見届けます。